夢をかなえるには振りかえりも大切

2019年9月24日新着

夢実現メモを書こう

毎日忙しく過ごしていると、ちょっとした記憶ってすぐにあいまいになってきませんか？

家賃の支払い日や仕事の納期といったことなら、生活を送るうえでとても重要ですし、忘れることはあまりないですよね。でも、日々の小さな成功体験や達成感というものは、どこかに書いておかないとすぐ記憶からとんでしまいます。そうなるといざ振りかえろうと思っても、振りかえるべき対象が漠然としていてうまくいきません。

それを防ぐために、簡単でもよいですから夢実現メモを書くことをおすすめします。ふだん使っている手帳の余白部分でもよいですし、スマホのメモアプリでもいいですね。（もちろん、詳しく書きとめておきたい人は専用のノートを用意して記録していってもOKです！）

夢実現メモに書くことは次の３つ。

・実現したい夢
・そのために小さく分けたタスク
・タスクを実行できたら、レ点や◎印

まずはこれだけでOK！タスクを思いついたら書き、実行できたらレ点や◎印をつけるだけ。日記のように毎日書かなくてもよいので続けやすいのではないでしょうか。

振りかえりのポイント

それでは、振りかえりとはどんなふうにしたらよいかを見ていきます。具体的には次のような質問を自分にしてみるとよいでしょう。

・新しくできるようになったことは？

・何か状況は変化した？

・これを続けていけば夢に近づきそう？

・あたらしく付け足すタスクはある？

・やめた方がいいタスクはある？やめれば時間が生まれる習慣はある？

・気分的にはどう？幸福感はある？

こんな質問を自分にしてみて、その答えを簡単にメモしておくとよいですね。

これは必ずしもすべての項目で「Yes」でなくてもいいと思います。特に最後の項目「気分」については、「No」であった場合にとても重要なヒントが隠されていることがあるので、夢やタスクをもう一度考えるよいきっかけになります。幸福感があれば、夢に向かって順調に進んでいると考えてよいのですが、ネガティブな感情があったら、すこし丁寧にその感情を分析してみましょう。

たとえばお教室に通っている場合、ネガティブな感情は生まれやすいものです。それはどうしても他の生徒さんと比べてしまうからですね。「同じ時期にスタートしたのに、他のみんなはとても上手にこなしている。先生にもよく褒められているし。それに比べて私はぜんぜんうまくできない…」そんなふうに感じて暗い気持ちになっていたら、いったん立ち止まってみるのです。

まだ通い始めたばかりのお教室だったら、そんなに気にすることはありません。上手にできるようになるまでにかかる時間は個人差があるからです。「ま、始めたばっかりだし仕方ないよね！」くらいに思って、まずは続けることを目標にしてみてください。でも１年ほどたってもやっぱり同じような状況が続いて、お教室に行くたびに悲しい気持ちになってしまうのなら、それはお教室や、場合によっては進む方向も見直してみた方がよいでしょう。

単に先生との相性がわるいせいかもしれませんし、実は習っていることがあなたの才能を生かしきれないせいかもしれないからです。もしそうだと思ったら、お教室を変えたり、同じ夢でも少し軌道修正して別のコースを考える、そんな対策が必要となってきます。そうすることで、あなたの本来の夢はより早く実現できるようになるでしょう。

このように、自分に質問をして振り返ることによって、夢とあなたの現在地との距離を客観的に測ることができるのです。

振りかえるための時間をつくろう

毎日いろいろなことがあると、振りかえろうと思っても目の前のことを優先しがちです。これは日々の生活を送っていれば当然のこと。そのため、あらかじめ振りかえるための時間をとっておくとよいですね。それには、何かの予定と組み合わせるのが効果的です。

たとえば
・土日が休みのお勤めをしている人でしたら、金曜の帰りにちょっとカフェに寄って、ほっと一息つきながら夢実現メモを眺めてみる。
あるいは土曜や日曜の朝に、ブランチを食べながらメモを眺めてみる。

・ヨガ好きな人で、ヨガのレッスンに通っている人でしたら、終わったあとにどこかへ寄って夢実現メモを眺めてみる。

・座禅や瞑想の好きな人でしたら、それが終わったあとに。

・神社のお参りが好きな人でしたら、「おついたち参り」や新月・満月のお参りのあとに、など。

このように、一週間の仕事が終わってほっとした時や、ヨガや座禅などで心身を整えたあと、神社へのお参りで魂が浄化されたあとですと、頭もからっぽになり、ニュートラルな状態で振りかえることができます。

特に定期的におこなっていることと組み合わせると、振りかえりも定期的にできますね。
逆に、振りかえりとセットでやろうと決めて、ヨガのレッスンやお参りを定期的におこなっていくというのもよいでしょう。

子育て真っ最中で時間的に余裕がない場合

小さいお子さんがいて子育て真っ最中の方は、振りかえりなんてしたくてもとてもそんな時間はとれないかもしれませんね。もし身近に同じ思いのママ友さんがいたらですが、お子さん連れで集まって「振りかえり会」を開いてはどうでしょうか？誰かの家とか、どこかスペースを借りて一緒に夢実現メモの見直しや、メモの書き出しきをするのです。

子育て真っ最中だからこそ、やりたいことや実現したいことってたくさんたまっていますよね！一人では挫折しがちなことも、誰かと一緒に定期的にやることで続けやすくなりますし、お菓子やスイーツを持ちよってワイワイおしゃべりしていく中で、あなたの夢に思わぬアドバイスをもらえるかもしれません。

まとめ

・メモに書く
・定期的に時間をとって、振りかえりをする
・振りかえって、自分の気持ちや、夢と現在地の距離を測る

これを続けることで、夢はすこしずつ現実化していきます。ぜひ、あなたの魂が求めてきた夢を、あなた自身に体験させてあげてくださいね。

by 三ツ森友香みつもりともか