こんにちは!Clover出版・経理担当兼解毒がかりのオクダイラリョウコです。実はわたしには第3の顔があります。フォトグラファーとして、プロフィールフォトを撮影したり、書籍に写真提供を行ったりしています。
そして最近は写真の素材提供のプログラムもリリースしております。
経理 時々 カメラマン ryoco のファインダー越しの私の世界 第1弾
最近はスマホのカメラの性能が上がり、デジカメを使う機会も減ってきているかもせれません。でもやはりスマホでは撮れない写真があると思うんです。奥に仕まわれたカメラを出して、もう一度スイッチを入れてみませんか?
さて、カメラを使わなくなる原因の1つに、純粋に撮り方が分からないということがあると思います。オートでしか撮ったことない方 必見!カメラは基本さえ押さえれば、ちょっとプロっぽく撮るのはとっても簡単です!今日のメルマガではそのポイントをお伝えしますね。(ミラーレス以上のカメラを想定しています)カメラを持っていない方のために、最後におススメのスマホアプリをご紹介します。
背景がぼけていたら、なんとなーく上手に見えませんか??
難しいことはありません。5つのポイントを押さえれば簡単にぼかすことができます。
オートやPモードだと、カメラが自動的に設定を調整してしまうので、振り切ったボケが出ず、個性が死んでしまいます。
Pモード
Aモード
Aモードに切り替えると、f値を動かせるようになります。f値=絞り値とは簡単にいえば光を取り込む際の絞りの程度を表します。この値が大きくなると、レンズの羽が絞られ、レンズに入る光の量は少なくなります。
絞り値 大
逆にこの値が小さくなると、レンズに入る光の量は多くなります。
絞り値 小
背景をボカすには光の量が命です!入門のレンズではおそらくf3.5くらいが最小かと思いますが、これを機に単焦点でf値がもっと小さいものを買ってみるのもいいかと思います。
f値9.0
f値3.5
f値1.8
レンズにはいろんな情報が書いてあります。
例えばこちら、
この場合、カメラと対象物を50cm離さなければ、シャッターは切れません。初心者の時にこのことを知らず、カメラの故障かと思ったほどでした。
これをすることで、後ろがよりぼけて、対象物が際立ちます。
カフェで物撮りをするときは、後ろのものの位置を動かせると思うので、試しにやってみてください。
背景が近い場合
背景が遠い場合
先ほども言った通りカメラは光が命。日中はISO感度は2,300もあれば十分ですが、夜は2500以上は欲しいところ。暗いままだとぶれやすくなります。
ただし感度を上げすぎると画質が荒くなるので、上げすぎはほどほどに。
ズームレンズは便利ですが、距離感をうまくつかむには単焦点レンズで練習するのがよいかと思います。
わたしの使っているオリンパスですと、先ほどコツ3.で登場した最小f値1.8 焦点距離45mmのレンズが3万ほどで売っていておススメです。こちらはポートレートに最適ですよ~
(マイクロフォーサーズであればオリンパス以外でも付けられます。詳しくはお店でご確認くださいね。)
Focos
こちら、なんと後からf値やピントを調整できるスグレモノ!!
(ただしレンズが2つ以上ついているスマホしか使えないのがネック)
iPhoneのポートレートモードのように2m離れなければいけないなどの制約もなく、とっても便利です。無料ですよ~!!(アプリ内課金あり)
f値と光と距離の関係が分かれば、誰でも簡単に背景をばかした写真を撮れるようになります。私自身それを意識し始めて、ほんの2,3カ月でかなり上達しました。
最初のうちは細かいカメラの仕組みを理解できなくても、そういうものなんだと割り切ってやってみてください。今までとは違ったものが撮れると思います!
春のお出かけシーズンを前に、ぜひコツをつかんでくださいね~!!
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