あなたは、「人生の豊さの源泉」について考えたことはありますか?「源泉」ですから、源(みなもと)になる泉(いずみ)ですね。多くの方は、これがどこにあるか知りません。そして、外の世界に求めて、様々なことを学びます。しかし、残念ながら、なにを学んでも得ることができず、人との比較、嫉妬を繰り返し、自分に自信がもてず、結果、他人に求めます。
・自己承認欲求
・自己重要感
・自己好感
様々な言い方がありますが、他人に自分を認めてほしいと考えます。もちろん、私にだってあります。でも、この度合が重要です。なぜかというと、誰よりも、自分を認めてあげれるのは、他でもない「自分」しかいないからです。
「彼」はとても仕事が忙しかった。でも妻が身体が弱く、妻が好きな「そら豆」を、食べさせてあげたかったそうです。大きな商談の予定があり、もう外出しなければならない・・・。でも、買い物に行ったそうです。「そら豆」を食べさせたいから。すると、八百屋のおじさんにつかまり、長話をされてしまい、予想よりも時間を費やしてしまいます。でも、八百屋のおじさんは、奥さんに食べさせたいという「彼」の話を聞いて感動し、「そら豆」を、わずか400円で、『もってけ泥棒!』(いまどき聞かない笑)と、ひと箱ぶんもくれたそうです。いい話ですね。でも、これは序章にすぎません。続きがあります。
商談に間に合わない・・・・。
彼は急ぎました。すると今度は、道端にゴミが落ちていたそうです。彼は、ゴミを見つけたら、必ず拾うと決めていました。そうです。自分との約束です。でも電車に乗り遅れそう・・・それでも「彼」はゴミを拾いました。ところが、ゴミ箱が見つからない・・・・。彼はあきらめて、カバンにゴミをいれて、電車に向かいましたが・・・結局、乗り遅れてしまいました。商談相手は厳しい会社だったため、「遅刻してくるとは何事だ!」と大きな商談は破談。「彼」は100万円を超える金額の商談を失い、肩を落として、家に帰っていきました。家に帰り、妻に言います。「ごめんね・・・。商談ダメになっちゃった。これで少しは、生活を楽にしてあげれるって思ったのに。また苦労かけちゃうね。本当にごめん。」そして、「彼」は妻のために「そら豆」を煮ました。とてもいい塩を使って、いい茹で加減で、そして、妻に食べさせたそうです。
「貧乏でも楽しいよ。あなたが優しいから幸せ。」
そうして2人は微笑みました。不意に携帯が鳴りました。まさか、ダメになった商談相手からの苦情かな・・・。携帯をチェックする「彼」。ところが、まったく別な人からのメール。メールにはこう書かれていました。
実は、〇〇さん(彼)の話を、いろんな人から聞いていました。とても信頼できる方だから、依頼をするなら〇〇さん(彼)に任せなさい、と言われました。お会いできませんか?324万の契約で考えていますので、詳しくお話を聞かせてください。
そうして、彼は324万円の契約をし、また、その方からの紹介の連鎖があり、紹介が紹介を呼び・・・その後、起業からわずか1年で、いわゆる成功と呼ばれる領域まで、登りつめたのです。なんと、400円のそら豆への想いが、324万円に大化けしたのです。まさに、〝324万円のそら豆〟です。
いかがでしたでしょうか?
「そら豆」の話。これが人生の縮図だと私は感じています。自分自身にウソをつかずに、人のために真剣になり、人の役に立つことを優先し、自分が損をすることも厭わない。そして、自分の信念を曲げずに行動しました。自分との約束を守り続けました。誰も見ていないところでも、です。後日談ですが、商談が破断した厳しい会社は、その後、倒産したそうですよ。「彼」は商談がダメになったのではなく、
救われたのですね。そして、お付き合いすべき人を引き寄せ、そこから「豊かさ」のスパイラルがはじまり、「彼」はあっという間に、成功というステージに駆け上がっていきました。「彼」には「自信」があったのです。「彼」には「成功」を受け取る「セルフイメージ」があったのです。それは・・・
自分の「価値観」に従い生きて、自分の「信念」をどんなときも貫いたからです。これが「人生の豊かさ」の源泉だと私は思います。彼は真の豊かさを手に入れたのです。
さて、あなたは、どんな約束を、自分と交わしますか?
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
株式会社Clover出版
ファウンダー会長 小川泰文
Clover出版事務局松本です。この度、弊社プロデュースにより、かずみんさんの初の後援会を開催させていただく運びとなりました。かずみんさんが、アイマスクを外し、素顔をさらけ出してくださるのは初の試みとなります。
かずみんさんファンのみなさまにとっては、またとない絶好の機会となりますし、かずみんさんをまだご存じない方でも、有意義なひと時となることは間違いありません。みなさまとお会いできることを、かずみんさんはもちろんのこと、スタッフ一同心より楽しみにお待ちしております。
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Clover出版ファウンダー会長。出版業界の風雲児の異名をとり、自身も著者であり、講演家 、スピリチュアル書籍のヒットメーカー。