ハグが持つ驚きの効果！人生を豊かにするハグの方法

2020年1月11日新着

恋人や友達とハグすることは、体や心に良い効果をもたらします。日本では、ハグする相手というと恋人に限られる場合が多いですが、欧米では友達や家族とハグすることが普通です。恋愛表現としてだけでなく、もっと日常的なシーンでハグを用いるようにすれば、さまざまなメリットを得られますよ。ここではハグが持つ効果と活用方法について紹介していきたいと思います。

ハグにはどんな効果がある？

相手を抱きしめるハグという行為には、実はさまざまな効果があることがわかっています。今までハグを疎かにしていた人は、今日から実践してみましょう。

幸福感を得られる

βエンドルフィンとは脳内にある神経伝達物質で、多幸感をもたらしてくれることから、「幸福ホルモン」とも呼ばれています。好きな相手と接触したりキスや性行為をしたりすると、このβエンドルフィンが分泌され、多幸感を得られます。

ハグするときも同様に、βエンドルフィンが分泌されるため、幸せを感じるのです。βエンドルフィンはガン治療に使用されるほどの強力な鎮静作用があります。一種の脳内モルヒネのようなもので、気分を高揚させたいときに役立ちます。日頃からハグをし合うカップルなら、ハグしないカップルに比べて、より大きな幸福感を得られるでしょう。

ストレスが減るヒーリング効果がある

ハグにはストレスを解消したり予防したりする効果があることが知られています。その効果は医療の現場でも注目されており、実際に「ハグヒーリング」を行なっているクリニックもあるほどです。

好きな人とハグをしたとき、脳内ではオキシトシンが分泌されます。これによって副交感神経が優位になり、体がリラックスできるのです。

不眠を解消できる

ストレスが溜まっていたり、緊張状態だったりすると、なかなか寝付くことができないですよね。そんなときに愛する人とハグすると、リラックス効果をもたらすオキシトシンが脳から分泌され、安眠へと導いてくれます。パートナーや家族と寝る前にハグする習慣を身につけると、よく眠れるようになりますよ。

健康的になる

ハグをすると副交感神経が刺激され、ドーパミンやセロトニンが増えます。これにより免疫力がアップし、あらゆる病気を予防することができます。パートナーや家族、友人などと日頃からハグする習慣を作れば、健康上のリスクを軽減できるでしょう。

幸福度がアップするハグの方法

ハグの仕方を工夫すると、幸福度はさらにアップします。

30秒くらい抱きしめ合う

脳内からオキシトシンが分泌されて副交感神経が優位になるには、しばらく時間がかかります。愛し合う人とハグするときは、すぐに離れてしまうのではなく、しばらくそのまま抱きしめ合いましょう。お互いの密着部分を多くしたり、ハグしているときに「愛してる」などと言葉を掛けると、さらに効果が高まります。

ハグする相手はぬいぐるみや抱き枕でもOK

ハグする相手がいないという場合は、ぬいぐるみでもかまいません。ぬいぐるみがない場合は、抱き枕でも大丈夫です。ハグする相手が人でなくても、気持ちを込めてハグすることで、オキシトシンが分泌されます。

抱き枕には寝るときの姿勢を正しく直したり、イビキをかきにくくなったりするなど、さまざまなメリットがあります。不安で眠れないときがある、睡眠障害があるという人は、抱き枕を積極的に活用しましょう。

抱き枕やぬいぐるみをハグすることによって、不安が解消され、安眠へと導いてくれます。

こんなハグは要注意！逆効果になるハグの方法

いろいろな効果をもたらしてくれるハグですが、使い方を間違えると、逆効果になってしまうこともあります。

嫌いな相手とハグする

ハグの効果を期待できるのは、あくまで自分が愛情を注ぐ人に限定されます。嫌いな相手とハグをすると、体が緊張して神経が興奮し、ドーパミンやオキシトシンの分泌も止まって、かえってストレスが増えてしまうことがあるので要注意です。この状況は自分が苦手なものに触れた場合と似ています。

苦手な虫に触れると、嫌な気持ちになりますよね。体は決して幸福感を感じていないはずです。ハグをするなら、自分が好きな人や愛情を注ぐ人にしましょう。

自分に思いを寄せている相手からハグされる

オキシトシンは自分が愛情を注ぐ人とハグするときでないと分泌されません。そのため、自分に思いを寄せている相手からハグされても、自分が気持ちを込めていなければ、効果はイマイチになってしまいます。義理で行うハグには効果はありません。ハグをするなら、自分が愛情を注いでいる相手に限定しましょう。

気持ちがこもっていないときにハグする

好きな相手とハグしても、ハグしたときに愛情がこもってなければ、効果を得られません。相手が趣味に没頭していたり、勉強に集中していたりするときにハグしても、逆効果になってしまいます。また、ケンカして仲直りするためにハグするのもよくありません。こちらの怒りが収まらないときにハグされても、不愉快に感じるだけです。

ハグするときは、しっかりタイミングを見計らうようにしてください。

まとめ

年齢性別問わず、誰とでも無条件でできるのがハグの魅力です。今までパートナーとしかハグをしてこなかった人も、これからはハグを習慣化してみてください。ハグするだけで心が落ち着き、幸せな気持ちが内側から湧き上がってくるようになります。ストレス解消やリラックス効果のあるハグを活用して、豊かな人生を手に入れましょう。