恋人と価値観が違うときどうする？価値観の違いの乗り越え方

2020年1月12日新着

恋人と交際期間が長くなると、価値観の違いが出てくることがあります。価値観の違いによって別れるカップルや夫婦も少なくありません。どうやったら価値観の違いを乗り越えることができるのでしょうか？今回は価値観の違いを乗り越えるコツを紹介します。

価値観の違いはどんなときに起こる？

育った環境が異なれば、価値観の違いが出てくるのも当然です。具体的にどんななときに価値観の違いが起こりやすいのか、見ていきましょう。

お金に対する価値観

日頃から徹底して節約する人や、趣味にお金を使うことを惜しまない人など、お金の使い方は人それぞれ異なります。お金の使い方は経済状況によって大きく左右されるため、パートナーが出世したりすると、お金の使い方が荒くなることもあります。結婚してお財布が一緒になると、相手のお金の使い方が気にいらないことも出てきます。二人のお金に対する価値観があまりにも違うようであれば、事前にルールを決めておいたほうがいいでしょう。

仕事に対する価値観

男性と女性では仕事に対する価値観が異なることが多々あります。恋人のうちは問題なくても、結婚してから仕事に対する価値観の違いに悩むことも少なくありません。

女性は結婚後にバリバリ働きたいと思っていても、男性からして見れば「家にいてほしい」と思っていることもあり、すれ違いが生じてきます。自分の仕事に対する価値観を相手に押し付けるのはよくありません。押し付ける力が強いほど、二人の間に生じた亀裂も深まっていってしまうので、お互いの仕事に対する価値観を尊重し合うことが大切です。

食べ物に対する価値観

食べ物に対する価値観の違いは、案外大きな問題です。お互い食べ物に対する好き嫌いがあまりなかったり、好きな食べ物が一緒なら全く問題ないですが、どちらか一方が好き嫌いが激しいと、デートをするときや結婚生活を続けていく上で大変な思いをすることになります。

食べ方にも価値観の違いが出ることがあります。朝食を全く食べない人や、1日1食しか食べない人、朝はパン派という人など、それぞれこだわりがあります。食の好みを変えるのは難しいので、お互いのことを尊重しつつ、一緒に食事を楽しめるような工夫が必要です。

趣味に対する価値観

二人の交際期間が長くなると、趣味に対する価値観の違いに悩むことがあります。自分はアウトドアが好きなのに、相手がアウトドアに全く興味がない場合だと、デートしても二人で一緒に楽しむことができません。

相手の趣味に興味を持って、一緒に楽しんでくれるなら大丈夫ですが、どうしても興味を持てない場合は、何か二人共通の趣味を探してみましょう。映画鑑賞やスポーツ観戦など、必ずどこかに共通の趣味が見つかるはずです。共通の趣味が一つでも見つかれば、二人の距離も今まで以上にぐっと縮むでしょう。

価値観の違いを乗り越える方法

価値観の違いを乗り越えるには、二人の努力が必要不可欠です。最初は気の合う相手だったとしても、交際を続けるうちに、価値観の異なる部分が必ず出てきます。そのときに落ち着いて対処できるよう、正しい対処法を身につけておきましょう。

相手を否定しない

自分と価値観が異なるからといって、相手を全否定するのは考えものです。自分と価値観が異なる人をすべて否定して生きていくと、自分自身の幅まで狭くなっていってしまいます。価値観の異なる相手を否定するのではなく、「自分の可能性を広げてくれる人」「これまでと違った生き方を教えてくれる人」と捉えれば、人生を楽しめるようになりますよ。

相手の意見を聞く

人にはそれぞれ個性があります。自分とまったく同じ価値観を持つ人はいません。価値観が同じ人と結婚したとしても、結婚生活を長く続けるうちに、何らかの形で価値観の違いが出てくるようになるので、油断は禁物です。自分の価値観を相手に押し付けてしまうと、相手にストレスがかかり、最悪の場合、離婚につながることもあります。

価値観の違いがあると思ったら、自分の意見ばかり主張するのではなく、相手の意見も聞いてみましょう。お互いの不満が爆発する前にこまめに話し合うようにすれば、価値観の違いを乗り越えられるようになります。

価値観の違いを楽しむ

相手が好きな人だからといって、無理に価値観を合わせようとする必要はありません。結婚生活が長い夫婦は、価値観の違いを楽しんでいる人もたくさんいます。価値観が真逆だからこそ、面白いこともあるのです。

「そういう生き方もあるのか」「そういう考え方も面白そう」などと発想を転換し、価値観の違いをプラスに捉えられるようになれば、パートナーと良い関係性を保っていくことができます。二人で一緒に価値観を育てる工夫をすれば、さらに楽しめるでしょう。

相手の長所に注目する

相手の短所ばかり見ていては、交際も長続きしません。価値観が異なるのは当たり前だと思って、相手の尊敬できるところに目を向けてみましょう。誰にでも長所はあります。お互いの長所を引き出し合うようにすれば、ケンカも少なくなり、より穏やかな関係を築いていくことができます。

まとめ

価値観の違いはどんなカップルにも起こりうる問題です。大事なことは、価値観の違いが生じたときに、どう対応するかということです。自分の意見ばかり押し通そうとすると、二人の関係にヒビが入ってしまうこともあるので要注意です。まずは相手の意見を聞き入れ、どうすれば二人で楽しく過ごせるのかを考えるようにしましょう。価値観の違いを楽しめるようになれば、二人の絆もさらに深まっていきます。