【引越屋は見たシリーズ、引越屋風水学】～生活の高さ、年末大掃除に向けてのコツ～

2019年11月27日新着

引越屋風水学と言う言葉は今、私が作った言葉です。実際、そんな学問がある訳ではございません。しかし、統計学というものは存在します。実際１万８千件以上のお家にお伺いしたのですから、それなりの統計が取れた事は確かです。それをここでは引越屋風水学と呼んでみます。

さて、今回は生活の高さと年末大掃除に向けてのコツをお話してみたいと思います。生活の高さと私が呼んでいるものは、一番大きく影響するものとして【家具の高さ】とも言えます。ひと昔前は一揃いの婚礼家具的なものがはやりました。３枚扉の洋服箪笥、和箪笥、整理箪笥。どれもがかなり重たくて厚みもあり、背が高いものすごくごっつい家具です。これらを置く事が出来るお部屋は本来ものすごく広いお部屋の空間が必要なのです。

あなたが、ものすごい広いお部屋のお家に暮らしているのであれば、空間に問題はないのでしょうが、通常の日本のお宅を想定するととても婚礼箪笥を置いて心地よい空間が充分確保できるとは思えません。実際にこれらの家具は壁を塞ぎます。ポイントはこの【壁を塞いてしまう】と言う事にあります。壁を塞ぐような家具がたくさんあるとどうしても圧迫感が生まれます。そして必要以上に【狭さ】を生み出してしまいます。

ここで、引越屋データですが、気の流れが良く感じるお宅の特徴に【開放感】と言うものが共通項でありました。開放感を演出する最も簡単な方法は壁の露出を増やすという事になります。また、地震大国の日本では、背の高い家具が転倒の危険性になる事も想像つくかと思います。結論からすると、背の低めでスリムな家具類を心がけて、スペースを確保し、開放感を持って生活する事が諸々よさそうだなと私は考えています。

また、もう１２月となりますので、そろそろ【年末大掃除】と言うキーワードがちらつく頃かと思います。年末休みになってから一気にしてしまおうとする年末大掃除ですが、年末は何かと忙しく、思ったようにできないのも事実ではないでしょうか。

この年末大掃除を楽にするコツは【普段のゴミ捨て】時に意識して不必要を１つ処分しておくです。大きなものは難しいですが、細かいものは普段から細かく捨てておく。この積み重ねが年末を楽にするコツとも言えます。今日からゴミ捨ての際にプラスワンを考えてみてはいかがでしょうか。執着を手放すも開運の一つと聞きますので、物への執着も手放して、新しい年に新しい運気を取り入れてみてくださいね。