こんにちは。Clover出版ファウンダー会長の小川泰文です。
※2020年1月1日より改名いたしました。(旧)小川泰史(おがわやすし)→(新)小川泰文(おがわやすふみ)
人生において最も不幸なのは、『人の話を信じること』です。
誰がどんなひとである。
誰がなにをしていた人だ。
同じ事象を聞いても、人によって判断は異なります。世間とか常識とか平均とか、そう言ったことに囚われた思考で考えると善悪をジャッジしてしまうのかもしれませんが、たった1つの視点を忘れないで欲しいものです。
それは…
『あなたはその人を理解しているか?』
誰がなんと言おうと、私はあの人を信じる。誰がなんと言おうと、私はあの人の味方でいよう。他人は理解できなくても、自分は理解できる。それはイコール、相手もあなたのことを理解していることでもあります。そんな関係を築けるが何人いるでしょうか?『私は揺るぎなく信頼している人がいる。』この数が多いほど、あなたもまた信頼されています。そして、その人数が10人にもなれば、あなたは人生に豊かさを感じているでしょう。
ある、大富豪が教えてくれました。小川さんが、夜中の2時にいきなり電話かメッセージをして、『わけあって、今日泊めてくれない?』と頼んだ時に、なにかしらの協力を示してくれる人は何人いると思いますか?それが、小川さんの人生の豊かさの基準になります。というのです。わたしは当時、思いつくのは、せいぜい5人くらいでした。大富豪曰く『もし、そんな人が100人いたら、その時は億万長者になっていますよ。』その頃、その意味はピンときていませんでした。しかし、いまでは少しわかります。それくらいの信頼関係ができている人が、どれくらいいるかで、人生は本当に決まるのです。
昨年、事業の拡大のために、40人ほどに声をかけました。そのうち30人がわたしに協力してくださり、なんと、合計で約4000万円を預けてくれたのです。つまり、ある意味で言えば、少なくとも30人とは、深い関係を築けているのでしょう。そう考えると、人生への恐怖も少なくなり、物的な豊かさも感じるようになっています。
これがもしも100人になったら…。
確かに、億万長者になっているというのも、想像がつくように思います。誤解のないように補足しますね。『豊かさ』とはお金ではありません。自分の人生を信頼できる力です。お金がなくても、奪われても、明日のご飯に困ったとしても、自分は大丈夫だ!と信じることができる力です。それがいつしか実を結び、物的な豊かさを培っていきます。信じ切って裏切られて、そして許して…。そんな経験が豊かさの土台を作り上げます。人生の豊かさは、どれだけのひとを理解できたか?その数に比例します。
あなたは、どんな価値観がありますか?どんな信念がありますか?人と深い関係を築くためには、それを明確に伝える必要があります。逆に言えば、相反する価値観や信念の人は、離れていく可能性もあります。でも、互いに理解していく過程において、価値観の共有と信念を伝えることは、例外なく必要です。
さて、あなたには、どんな価値観や信念がありますか?そして、誰を信じ抜きますか?
いつも、最後までお読みいただき、ありがとうございます。
Clover出版ファウンダー会長。出版業界の風雲児の異名をとり、自身も著者であり、講演家 、スピリチュアル書籍のヒットメーカー。