夢はありますか?あなたはなにか夢を持っていますか?それはどんな夢でしょう。
どんな夢であっても、それが叶ったところをイメージすると幸せな気分になりますよね。
でも大きな夢であればあるほど、夢をふくらませた後ふと我にかえって「こんなこと、かなうはずないか…」「自分にはムリムリ!」とあきらめてはいないでしょうか。
そんな風にがっかりすることが嫌になって、そしていつしか夢見ることすらなくなってしまう…。
もしそうだとしたら、本当にもったいないことです。
たしかに夢を追いかけなくても、目の前の生活を回していくことはできます。
でも、その人が「やってみたい」と思う夢というのは、生まれる前に「この人生ではこれをしよう」と魂が決めてきたこと、そんな話を聞いたことはありませんか?
そう思うと、せっかく魂が決めてきたことを見て見ぬふりをするのは実にもったいないことですよね!
この世界は多かれ少なかれ物質がベースとなっています。
そのためごく普通の人にとって、心の中で思い描いているだけでは、夢の実現は難しいことも確か。
ではどうしたらよいのでしょうか?
この記事では、あなたの夢をこの世界で着実に現実化していく方法についてお伝えします。
実はひとくちに夢といってもいろいろあり、たとえば「かなえやすい夢」と「かなえにくい夢」とに大きく分けられると思います。
例として「好きなことを仕事にしたい」という夢があるとしましょう。
このとき、仕事の報酬がお小遣い程度でもよいなら、比較的かなえやすい夢といえます。
でも「好きなことを仕事にして、それで食べていきたい」となると、なかなか手強いかなえにくい夢となります。
それをかなえるには「10年くらいはつらい修行をして、歯をくいしばりながら頑張らなければならない…?」と思うかもしれません。
いいえ。そんなに悲壮な覚悟をしなくても、今日から気軽に始められる夢のかなえ方があるのです。
それでは、今日から気軽に始められる夢のかなえ方とは、どんなものでしょうか?
仕事術の本を読んでいると「仕事はなるべく細かく分割して、タスク化する」という方法があります。
特に、大きな仕事・手間のかかる仕事・とりかかるのに抵抗を感じる仕事に有効な方法とされています。
たとえば、比較的手間のかかる仕事として「プレゼン資料をつくる」という作業を考えてみましょう。
この仕事をそのままto doリストに書いておくだけですと、どこから手をつけていいかわからず、なんとなく億劫でずるずると先のばしにしがちです。つまり、作業項目としてボリュームが大きく、かつ漠然としているからなのですね。
では、この仕事を小さく分割して、次のようにタスク化してみるとどうでしょうか。
このようになります。
最初は「プレゼンで伝える項目をしぼることだけしよう」と思えば、それほど抵抗なく始めることができるというわけです。
そうして始めの1歩を踏み出しさえすれば、次の「そのための資料を集める」というタスクに進むのも容易になります。最初のタスクをクリアしたことで、心理的な壁が低くなっているからですね。
こんなふうに、あなたの夢も今日からできるタスクとして小さく分割してみましょう。
先ほどの「好きなことを仕事にしたい」だったら
このようになります。
まず最初はネットで検索してみるだけ。
そんな風に小さく分割すれば、取りかかりやすいですね。
でもタスクに分割しても、そのままにしていたらうっかり忘れてしまいそう。
そんな人はスケジュール帳に書きこみましょう。
「通勤時間に○○さんのSNSをチェックする」とか
「次の日曜の午後に、お教室や講座について検討する」
というように、目に見える形でto doを書いておけば、具体的なタスクとして目にして、実行するようになるのです。
夢をかなえるというのは、こうした小さなタスクの積み重ねであるともいえるでしょう。
今日1つのタスクをクリア、次の日はもう1つクリア、その次の日にまたもう1つクリア…それでもう夢には3歩近づいています。
そして最初の1歩の時、なかなか踏み出せずにいたことが、3歩めにはだんだん慣れてきて抵抗なく踏み出せるようになっていることでしょう。
これを続けていくうちに、次に進んでいく方向が具体的に見えてきます。つまり「自分はこっちの方向に進めばいい」とか「この人に教わればいい」といったことがわかってくるのですね。
あるいは、自分には向いていないと悟ることもあるでしょう。
それは「最初に考えていた夢がかなわなかった」という点ではがっかりすることかもしれません。
でも、そこまで進んできたあなたはたぶん後悔はしていないはず。
なぜなら、自分のほんとうに進むべき道がそれだけ絞られてきたからです。
たとえ次に目指す目的がその時にははっきりしていなくても、その分野で得た経験や情報はあなたの中に蓄積されています。
この夢は自分には無理だったけど、ここまで来るときに見つけたこのことは得意だからそっちに進んでみよう、この経験は別の分野でも生かせそう、そんなふうに目標を絞ることができてくるのですね。
まとめ
自分が好きでやってみて無駄に終わる経験は一つもありません。
もし最初の夢が叶わなくても、何も恥ずかしいことはないですし、時間を浪費したことにもなりません。
どんな道も、あなたの魂が決めていたほんとうの夢に近づく道です。
その夢に近づいていくために、小さなステップを自分で設定する。
今回はそんな方法をご紹介しました。
今日からあなたも、楽しく気軽に夢を現実化していきませんか?
三ツ森友香
フリーランスでライターのお仕事をしています。関心のあることは、「月/星と人との関わり」「草花/樹と人との関わり」「幸せな気分でいることと、日々の習慣」など。https://silent-night.themedia.jp/